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2017.09.20

OVERCOATS

9月も下旬を迎え、盛岡秋祭りも無事フィナーレいたしましたが、

ここから冬へのカウントダウンがはじまるということで、

コートのご紹介をさせていただきます。

 

 

チェスターフィールドコート(chesterfield coat)

19世紀に流行し始めたコートで、最初の愛好家はチェスターフィールド伯爵家の分家の誰かだと伝えられています。特にヴィクトリア時代下のイギリスでは、男性の外套として流行しました。

現在の日本では、フォーマルとして着ることはもちろん、ビジネスやカジュアルとしても着こなすことができる万能性のあるデザインですので、非常に人気があるコートの一種になっています。

またデザインも、シングルでもダブルブレステッドでもOKですし、腰のポケットもスラントポケットやチェンジポケットなどお好みに合わせて組み合わせていただけます。

 

 

ポロコート(Polo coat)

起源は、英国でポロ競技の間の待ち時間や観戦時に着用した外套です。

英国のポロチームによってアメリカに渡ったこのコートは、ファッションに大きな衝撃を与えたと言われています。その後、20世紀に入ってアメリカのブルックス ブラザーズ社がこのコートを“ポロコート”と名付けて発売して以来、この名が定着したようです。

ダブルブレステッドで、特徴的なデザインのアルスターカラー、バックベルト、袖口はターンナップカフスが一般的です。腰のフラップ付きのパッチドポケットがこのコートにカジュアルな雰囲気を与えており、チェスターフィールドコートとはまた違った魅力を持ったコートです。

 

今回はサンプルのコートとしてオススメのスタイルのコートをご紹介いたしましたが、生地もカシミヤからtweedまで幅広くご用意しております。

冬の長い北国だからこそ、自分だけのコートを仕立てて、冬を楽しんではいかがでしょうか?

 


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