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2017.06.30

TUXEDO

7/1(土),2(日)に盛岡クロステラスで開催される”私のわがままウエディングvol3″にてディスプレイするタキシードが出来上がりました。

タキシードは燕尾服に代わる、男性の夜会用準礼服(現在では正礼装として着用される)で、イギリスではディナージャケットと呼ばれます。また黒のボータイをするところから燕尾服のホワイトタイに対してブラックタイともいわれ,タキシードはアメリカ独特の呼称です。

その由来は,1886年、ニューヨークのタキシード・パーク倶楽部の正装舞踏会で、全員が燕尾服を着ている中、グリスウォルド・ロリラードという人物が燕尾服に着替えるのを忘れ(彼がその年の夏に訪れたヨーロッパで見た流行のスタイルを取り入れて意図的にそのようなスタイルで現れたという説もある)、真っ赤なスモーキングジャケットを着用したままパーティーに参加したことがアメリカにおけるタキシードの始まりであるといわれています。(諸説ありますが、、、)

この出来事はタキシード事件と呼ばれ、スモーキングジャケットを夜会服として着用するスタイルが、アメリカでタキシードという呼称で市民権を得ることになり、夜会用の礼装として定着していきます。

日本ではタキシードを着る機会と言えば、結婚式くらいでレンタルで済ます方も多いと思いますが、夜の礼装用またはとっておきの一張羅として自分だけのタキシードを1着お持ちになって、ジェームズ・ボンドの様に小粋にタキシードを着こなしてみてはいかがでしょうか?


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